本社兼自宅にする3つのメリット

本社兼自宅にする3つのメリット

自宅を本社にするといいこと

起業して法人化すると、本社住所を登記する必要があります。

この時の住所にそのまま自宅を登録することもできます。

起業したてや、フリーランス、個人事業主の方は基本的にそうなると思いますが、事務所を別に借りてそこに登記することもできます。

どちらがいいのか悩むと思いますが、今回は自宅住所を本社住所として登記する場合のメリットをご紹介します。

 

 

①費用が安く済む

なんと言ってもこれが一番のメリットでしょう。

別に事務所を借りるとなると、ワンルームでも数万円、シェアオフィスでも1~2万円はかかります。

ネット回線や電話回線、コピー機などを別で用意したり、デスク等の家具も必要になりますので、初期費用がかなり痛い投資になります。

場所が離れていると、電車や車での移動も費用がかかります。

本社兼自宅にすると、費用面でかなり安く上げることができ、売上の少ない開業間もない頃には助かります。

 

 

②時間に縛られない

本社兼自宅にすると、電車賃やガソリン代、駐車料金もかかりますが、それ以外に時間もかかってきます。

1日の通勤で1時間使っているとすると、1ヶ月通勤するとなんと丸1日分の時間を費やしていることになります。

 

さらに、終電や事務所テナントの利用時間、家族や子供との時間の兼ね合いといった時間に縛られるようになります。

いつでも仕事ができるのが独立のメリットですが、それが半減してしまうことになります。

「あと1時間で完成するのに、10分で終電がなくなる!」

本社兼自宅であれば、そんなデメリットもありません。

起きたらすぐに仕事、寝るギリギリまで仕事に使うことができて、より効率よく成果に向けて時間を配分することができるようになります。

 

 

③通勤に悩まされない

車や自転車で通勤するとあまり関係ありませんが、電車やバスで通勤するとまた大変なポイントが増えます。

通勤ラッシュに引っかかる時間帯で動いていると、毎朝毎晩人混みに揉まれて、ストレスを貯めながら過ごすことになります。

雨の日は他の人の傘で服や荷物が濡れてしまったり、突如降り出した雨に困ることもしばしば。

 

先程車や自転車は関係ないと言いましたが、これも大変なことがあります。

車で通勤すると、五十日(5と10のつく日)には道が混み合いますし、自転車だと冬の雨の日には修験者のような気持ちになります笑(体験談です笑)

 

開業すると比較的自由の効くことがメリットのはずなのに、その利点をみすみす失うことは避けたいものです。

本社兼自宅であれば万事解決、快適な仕事ライフが送れるはずです。

 

 

気をつけること

ごくまれに、登記は絶対NGな物件があります。

今住んでいるところがそうでないか一応管理会社や大家さんに確認しておくと安心です。

もしダメだった場合、新しく引っ越すことも検討しましょう。

SOHO可、登記OKな物件を探してみて、今よりいい条件の物件が見つかるかもしれません。

賃貸

 

もちろんそう簡単には引っ越しできるものではありませんが、タイミングが良ければぜひ検討してみてください。

 

 

さいごに

自宅を本社にすることのメリットをあげてみました。

もちろん本社兼自宅にすれば全てうまくいくかと言うと、そうではありません。

デメリットも当然ありますので、次回は本社兼自宅のデメリットについて記事にしてみたいと思います。

どちらがいいかお好みかとは思いますので、ご自身のライフスタイルや仕事スタイルに合った方を選んでください。

 

 

今日のペンちゃん

家に帰ると巣穴から出てきてケージを噛み噛み。

「早くご飯ちょうだい!」のアピールもかわいい♪