起業する方法と、具体的な行動を伝授します【その③・登記、調達編】

起業する方法と、具体的な行動を伝授します【その③・登記、調達編】

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独立したら法人化!

よく聞く話だと思いますが、独立開業したら法人化したほうが税制的に有利になります。

何故かと言うと、法人税のほうが個人事業主の所得税よりも安いからです。

法人化して役員報酬をもらったほうが、本来なら税金でなくなってしまうお金を会社に残す事ができます。

もちろん売上によりますが、年収が500万円を超えそうであればぜひ検討してください。

 

また、法人としか取引してくれない業者もあります。

特に金融系を取り扱うような企業は、個人とは取引してくれません。

そういった意味においても、法人化することはメリットが大きいです。

 

とはいえ、どうやって法人化するのか。

まずは法人登記をする必要があります。

 

 

 

登記する

登記所へ行って、税務署へ行って、定款を作って、他にもいろいろな書類を揃えて申請して・・・。

法人登記の手続きを全部一人でやると、なれていなければかなり大変な作業です。

少し間違えるとやり直し、もしくは取り返しのつかないことにもなりかねません。

気づいたのは数年後、ではもうどうしようもありません。

 

なので、役所関係の作業はプロに任せてしまいましょう。

知り合いに司法書士さんがいればその方に頼めばやってもらえます。

もちろん手数料が数万~十数万円程かかりますが、自分でやって間違えるよりはいいですし、その時間を使って他の仕事へ注力できます。

 

 

司法書士の先生が知り合いにいなくても、仲介してくれるサービスがあります。

 

シェアーズであれば、司法書士、税理士、社労士等起業する上で必要な士業の先生を一発で見つけることができます。

すでに顧問契約をしている方でも、司法書士はいない、社労士とは契約していない等、部分的にでも探すことができて便利です。

 

「この領収書はどうなるの?」「この売上はどの費目で立てればいいの?」といった簡単な疑問でしたら、私でもお答えできる範囲でお答えします。

コメント欄でお問い合わせください。

 

 

 


 

資金調達をする

法人化したあとは、事業資金を調達しましょう。

資本金として投入した資金だけで足りない場合は、創業融資で資金調達しましょう。

日本政策金融公庫に問い合わせて、創業融資の相談をしてください。

本社を置いている地域によっては、有利な金利になる制度融資があることがあるので、商工会議所や顧問の司法書士に聞いてから相談してもいいでしょう。

 

ですが、創業融資の場合は資本金の1~2倍までしか貸し付けてくれない場合が多く、それでは初期費用として足りない場合もあるでしょう。

そういったときのために、脱サラ前にクレジットカードをいくつか作っておきましょう。

独立するとカードの審査に通りにくくなり、かなり安定して事業運営できるようにならなければ新たに作ることはできません。

本当に困ったときに現金で助けてくれるのは家族とクレジットカードだけです。恥ずかしながら私も何度か助けてもらっています。

なるべく独立前に作っておきましょう。

オススメのカードを上げておきます。

 

JCBカード

 

楽天カード

 

特に楽天カードはポイントで買い物ができたり、さらに楽天モバイル会員であればそのポイントで利用料を支払えたりするのでとてもお得です。

親兄弟や知り合いにに借りることもできますが、やはりお金の貸し借りは気まずいものです。

そんなことで大切な関係を壊してしまうよりは、赤の他人から借りたほうが気が楽ですし、もっと本当に助けてほしいときに頼れなくなってしまいます。

身近な大切な人とは長くお付き合いしていくために、独立前のカード作成をおすすめします。

 

もちろん、カードを作ったからと言って絶対に借りる必要は全くありません。

むしろ借りなくて良いのであれば一生借りないほうが良いことには違いありません。

ですが、事業の上でどうしても必要になることがあります。

そのとき、「あのときカードを作っていれば、、!」と後悔するよりは、転ばぬ先の杖として持っておいても損はないでしょう。

さらに言うと、法人化したばかりのときは法人名義のカードは作らせてもらえません。

ある程度決算を終え、最低でも3年程度は良好な事業運営をしなければ審査に通りません。

そのため、創業間もない頃は個人のカードで決済して経費精算する形が多くなります。

そういった面においても、独立前にカードを作っておくことは有利になります。

 

また、いくつかのカードを作っておいて、より可能性を高めることも重要です。

いざとなったときに、与信枠が広がっておらず借りられないカードもあります。

カードやその利用状況によって与信枠の広がりやすさは違いますが、メインのカード1枚で大半の支払いをして、サブのカードは月々かかる少額の利用にしておけば安心です。

メインのカードの与信枠を大きくしておき、いざというときに備えておきましょう。

 

 

 

さいごに

法人化するために取るべき行動を3回に渡って解説しました。

他にもたくさんするべきことはありますが、業種を問わず個人事業主からの法人化や、脱サラしての法人化を想定してある程度普遍的に必要なことを書いたつもりです。

「これ忘れてない?」

「ここが違うと思う」

そんなご意見がありましたら、是非コメント欄でお知らせいただけますと幸いです。

 

 

 

今日のペンちゃん

今日のペンちゃん

最近のペンちゃんのお気に入りはおやつジャーキー。

いっぱい噛めておいしくて最高!かわいい♪