スタートアップのオフィスの探し方

スタートアップのオフィスの探し方

 オフィスの探し方

以前記事で書きましたが、本社兼自宅で事業をしていると、手狭になってきたり、色々と困ったことが起こったりします。

そうなると新しくオフィスを探したりすると思いますが、その時に気をつけるべきポイントをご紹介します。

 

 

 

家賃は抑え

第一に考えるべきことは、家賃です。

毎月かかる固定費なので、出来るだけ抑えるのが定石になります。

売り上げが伸びているうちは問題ありませんが、商売なにが起こるかわかりません。

急に競合が現れたり、環境の変化で全く売れなくなることもありえます。

実際私の経営する会社も、環境の変化で一時期全く売れなかったことがあります。閑散期かと思って油断していたのですが、そのまま数ヶ月売り上げが戻らず、とても厳しい思いをしました。

物件を選ぶ時には、そんな時にでも十分払える家賃で考えておいてください。

 

周りに必要な施設があるか

次に考えるべきことは、物件の周辺のお店や施設です。

家賃を抑えるのは一番重要ですが、事業に必要な施設が周りに何もないと仕事になりません。

建築系であれば役所、EC系であれば運送会社、メーカー系であれば梱包材の販売店、事務系であれば文具店とはんこ屋が近くにあると、仕事で必要になってもすぐに役に立ちますし、いざというときに助かります。

意外と困るランチで使えるおしゃれなお店や、コンビニ、駅、高速の入口が近くにあるなど必要になりそうなものが揃っている物件を選びましょう。

 

 

 

大きくなったときのことを考える

オフィス選びの際に、物件の広さも重要です。

狭すぎないことも当然ですが、今のサイズにピッタリでも困ることになります。

売上が増えて増員したり、在庫をたくさん抱える必要が出てきても大丈夫なように、ほんの少し広めにしておきましょう。

引っ越しはとてもエネルギーを使うので、できるだけ引っ越さずに長く要られる物件をオフィスにするといいでしょう。

ヘタをすると、引っ越しが原因で倒産なんて笑えない事態にもなりかねません。

 

もしくは、いつでも広さを調整できるようにシェアオフィス等の利用を検討しておきましょう。

選び方のポイントとして、使った分だけの料金か、いつでも解約できるか、そこを借りて自分のビジネスをする上で困ったことがないかを考えましょう。

使わないのに毎月費用だけがかかったり、夜の時間帯に仕事をすることが多いのに利用時間に制限があったりすると困ってしまいます。

そういった不具合がないか、じっくりと吟味して決めるようにしましょう。

 

 

 

さいごに

オフィス選びは個人事業主や起業したての法人にとって最初の難関です。

これでその後の業績が左右されると言っても過言ではありません。

重要な経営判断ですので、人任せにせず、自分で納得できる物件を追い求める気持ちで選んでください。

 

また、実店舗となると話が違ってきます。

今回はオフィス選びについてまとめましたが、次回は実店舗の選び方について解説できればと思います。

 

 

 

今日のペンちゃん

今日のペンちゃん

トイレで眠くなっちゃったペンちゃん。

まんまるおだんごみたいでかわいい♪